心理カウンセラー/淑徳大学兼任講師 たかむれ けんじ
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
私は今、 渋谷にあるカウンセリングルームを拠点として、
対面、電話、スカイプによるセッションを行っています。
カウンセラー歴は16年。
2014年秋までの10年間は、
メンタルクリニックで個人セッション(週2日)を行っていました。
また同クリニックにおいて、
うつ病による休職者向けのサポートグループを担当していました。
現在は、渋谷でセッションを行いながら、
大学の兼任講師として精神医学の講義も担当しています。
また就労移行支援事業所で、
精神疾患の障害者手帳をお持ちの方々に、
ストレスマネジメント研修を定期的に行っています。
これらの現場で培われた経験を基に
セッションを提供しています。
自信の回復、人間関係の苦手意識解消を軸とし
うつ、パニック、あがり症等の対応を 得意としています。
私は元々エンジニアとして、
社会人生活をスタートしました。
しかし激務が原因で、
一年以上に及ぶ休職を経験しました。
そして復職をしたけれど、
その後もなかなか調子が上がらず、
非常に苦しい思いをしました。
その後いろんな試行錯誤を行い、
おかげで今では元気になりました。
しかし孤軍奮闘で、
かなり遠回りしたのも事実です。
そういった経験は、
今となっては カウンセラーとして役立っています。
セッションでは私自身の遠回りの経験、
試行錯誤の経験がベースに、
なるべく効率よく回復する道筋を提示し進めていきます。
セッションの始めに、私が大事にしているのは、
お越しいただいたクライエントさんに、
安全感、安心感を感じていただくこと。
「こんなところに来ていいのかな」
「私なんかが来て良かったのでろうか」
「今までさんざんつらい思いをし、 やっとのことでセッションを申し込み、
ここまでたどり着いた。でも期待は裏切られ、またひどい目に遭うかもしれない」
といった不安感、場違い感を抱えながら
お越しになる方が多いからです。
ですから
「よくお越しいただけました」
という感謝とねぎらいの思いで 接することを心がけています。
そして安心して話せる環境を 提供します。
「私のいつもの話し方では、
イライラされたり、 怒られるかもしれない」
「まとまりのない話になり、 伝わらなかったらどうしよう」
「話を途中で遮られ、 お説教されるかもしれない」
「意に沿わないことを 強要されるかもしれない」
こういった不安はセッション中も
続きやすいと知っているからです。
「ここでは自分が困っていること、 つらいことを話して大丈夫なんだ」
と安心していただけることを願っています。
逆に「話したくないことまで 洗いざらい話さないとカウンセリングにならない」 と
思い詰めてお越しになる方も多いです。
そんなときは、「話せることだけで、大丈夫ですよ」
とお伝えしています。
こういったことは、 資格の勉強しているときには、
わかりませんでした。
同じ資格を目指し学んでいる仲間同士のセッションと、
現場にお越しになる方は、まるで違います。
技法以前に、
いろいろ工夫が必要なことが、ありました。
また技法も型通りに使えることも、
ほとんどありません。
こういった実践的なこと、
そしてクライエントさんの助けになる技法を
探求し続けています。
この辺は私にとって、
最も興味あること。
このブログでは、カウンセラー養成機関等では決して学べない、
マニアックかつ実践的な情報をお伝えしていきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。