こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

 
先日渋谷で、
事例検討会がありました〜
 

セッション力を高めていただくために、
毎月開催しています。
 
 
 
ちなみに現場でやっていく上で、
最優先のこと。
 
それは心を深める能力では、
ありません。
 
 
 
もちろんそれは、
大切。
 
でももっと、
大切なこと。
 
 
 
それはクライエントさんの
見極め力。
 
特にストレスにどのくらい耐えられるか、
という意味での心の強さ。
 
 
 
それは外科医に
似ています。
 
なぜならカウンセリング、セラピーは、
時としてこころの
外科手術になることもあるからです。
 
 
 

 
 
 
例えば共感。
 
一般的にはマイルドで、
安全なアプローチと言われています。
 
 
 
でもそれは、
クライエントさんによります。
 
共感的に聞けば聞くほど、
クライエントさんが辛くなり、
不安定になることすらあります。
 
 
 
外科に例えるなら、
共感が心のメスとして機能し、
深いところに届くことも。
 
ストレスに強いクライエントさんの場合は、
普段押さえ込んでいた思い、
気持ちに触れることで、
心のバランスが取れていきます。
 
 
 
ところが極度に、
ストレスに弱いクライエントさんの場合、
深い気持ちに触れると、
一時的には楽になるかもしれません。
 
ところがセッションが終わった後で、
どんどん不安定になっていく。
 
 
 
ちょっとした外部の刺激に、
ますます耐えられなくなる。
 
感情がこみ上げてきて、
抑えがきかなくなる。
 
 
 
周りの人に怒りをぶつけたり、
涙が止まらなくなったり。
 
これは外科手術に例えると、
術後の縫合や止血が不十分な状態と同じ。
 
 
 
これはメスさばきは抜群だけど、
安全への配慮が足りない
外科医に似ています。
 
私ならメスさばきは平凡だったとしても、
安全への配慮が行き届いた外科医に
手術してもらいたいですね。

 
 
 
そのために不可欠なのが、
クライエントさんのストレス耐性の
見極め力。
 
心の強さですね。
 
 
 
ここを把握した上で、
どのように進めていくか
決めていきます。
 
心の強さがわからないまま
進めていくとしたら、
患者さんの体力を把握しないまま、
マニュアル的に手術を進めるのと同じですね。
 
 
 
そのくらい
デリケートなテーマだと思います。
 
まずはこの力が高まると、
とてもいいと思います。
 
 
 
セッションの安定感が、
グンと増します。
 
驚くような素晴らしいセッションには
つながらないかもしれないけれど、
安定感があり、確実にいい方に進めていける。
 
そんなカウンセラー、
セラピストになれるからです。
 
 
 
だから現場経験のある人は、
セミナー等で行われるデモセッションと、
実際のセッションは別物と知っています。
 
デモセッションは、
1回で素晴らしい結果が出たと
思ってもらうためのセッション。
 
 
 
少なくても直後は、
劇的に変わったように見えます。
 
でもその後、
半年、1年と追跡調査したなら、
大して変わってないことがほとんど。
 
 
 
要はショー的な要素が
強いですね。
 
何らかのグループに属し、
長年学んだ方は、
何となくわかっていただけると思います。
 
 
 
現場のセッションは、
もっと現実的。
 
地味だけど確実に進んでいくような
進め方が大切。
 
 
 
そのためには、
クライエントさんのストレス耐性を見極め、
適切なアプローチを選ぶ能力が求められます。
 
それはマニュアル的な技法のトレーニングや、
書籍では身につきません。
 
 
 
自分が行っているケースを、
専門家と一緒に吟味していくことが大切。
 
事例検討会は、
そんな場を提供しています。
 
専門家はもちろん、
初心者の参加も歓迎しています。
 
 

 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 
 
 

 

 
 
   

    

カウンセリング、セラピーのセッション力を高めたい方に向け、
メルマガを発行しています。
お読みいただくことで、
安定感のあるセッションができるようになります。
 
>>登録はこちら