こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

先日鍼灸院に行ったところ、
今までにない場所に身体の痛みがありました。

そしてその場所を集中的に
治療してもらいました。

するとその後、
一段と快調に。

ストイックな先生も、
今回は珍しく満足げ。

なぜなら今まで浮上しなかった
私のウィークポイントに、
しっかり鍼を打てたから。

今後、今まで以上に調子がよくなる
可能性があるそうです。

ちょっとうれしいですね。

これってカウンセリングや、セラピーでも、
同じだと思います。

あまり表面化することなく、
何となくうまくいっている。

それでも良いと言えば、
良いです。

でも潜伏していた問題が表面化し、
そこにしっかり取り組むことで、
その後、今まで以上に良い状態になれる。

問題の表面化は、
ある種チャンスということですね。

もちろんことさら、
問題探しをする必要はありません。

ここにはまり込むと、
ずっとネガティブに焦点を当て続け、
回り続けることになります。

もし過去の辛さだけに焦点を当てるとしたら、
それはある種考古学者のようなもの。

もし世の中の学問の全てが考古学だったら、
社会は機能不全を起こしますよね。

カウンセラー、セラピストが、
クライエントさんの個人史に対する、
考古学者になってしまうとしたら、
ちょっと?ですよね。

ありがちな落とし穴と
思います。

かと言って、
未来思考、もしくはプラス思考オンリー。

これはカウンセラー、セラピストも
無理をすることになるし、
クライエントさんも考古学とは
別の意味できつくなってしまいます。

やはり大切なのは柔軟性と、
クライエントさんにとっての必然性。

過去や問題に焦点を当てた方がいいとき、
未来やプラスの側面に焦点を当てた方がいいとき。

それぞれあります。

同じクライエントさんであっても、
日によって変わってくる。

そのくらい流動的なもの。

この辺に関しては、
常に意識的でありたいと思っています。

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