こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
   
先日スカイプとリアルでの
実践的セラピー技法研究会を行いました。
 
 
 
今回の目玉は2つ。
 
原初的な感情エネルギーを、
意識化させ取り扱えるようにする方法。
 
その結果浮上してくる激しい感情や苦痛に対しても
マインドフルネス、受容的に観察する状態を保つ方法です。
 
 
 
いつものように、
手順自体はとてもシンプル。
 
慣れれば誰でも
実行可能なものです。
 
 
 
毎回思うのは、
この研究会の参加者は
マニアの中のマニアが多いこと。
 
そのためこちらも
他では絶対に聞けない内容、
学べない内容を用意したくなります。
 
 
 
諸条件が整えば、
見たことも聞いたこともないような
体験ができる。
 
でも手順は簡単という、
不思議なギャップがある研究会です。
 
 
 
今回も相当強烈な苦痛が
1〜2分であっけなく下がり、
楽になる方が何人かいらっしゃいました。
 
その秘密は
広い集中力と狭い集中力の融合。
 
 
 
この意識状態についてプロセスワークの創始者、
アーノルド・ミンデルが語っています。
 
確か「メタスキル」という本に
書いてあったように記憶しています。
 
 
 
この意識状態は、
釣りの達人に似ています。
 
竿を持ち釣り糸をたれる時、
「魚を釣ってやる!」と意気込んでいると、
その気配で魚は寄ってこない。
 
 
 
もっと受動的で
リラックスしている必要がある。
 
でも魚が食いついた時には
すぐ対応できる敏感さは必要。
 
 
 
ある種目覚めたリラックス。
 
そして食いついた時は、
一気に集中力を狭め、
魚を釣り上げる。
 
 
 
すぐれた釣り人は、
この広い集中力と、
狭い集中力。
 
両方を兼ね備えた存在。
 
 
 
こういった意識の質を
セラピーの中で保つと
自然治癒力が最大限に発揮されます。
 
強い苦痛があっても、
心のホメオスタシス(恒常性)が働く。
 
 
 
短時間で苦痛が解消したり、
大いなる気づきを得ることができる。
 
この状態に、ちょっとした工夫で、
多くの人がなれることがわかりました。
 
 
 
この辺を研究会で
アウトプットしました。
 
おかげでさらに改良点が
見つかったのです。
 
より使いやすく、
効果も高い手順。
 
次回の研究会で、
分かち合えたらと思っています。
 
 
 
またこれら、独自に考案したメソッドは、
来年2〜3月位までに体系化、総合化し、
初心者でも学べるプログラムにする計画です。
 
プロとして活動していきたい方のための
資格制度も設ける予定です。
 
 
 
多くのカウンセラー、セラピストの
資格は高額。
 
しかし実際に活動している人は少なく、
資格を眠らせている人がほとんどという現状があります。
 
その辺に一石を投じるものに
したいと思っています。
 
 
 
今回紹介した手順に関して早めに知りたい方は、
次回の実践的セラピー技法研究会で体験できます。
 
関心がある方は
ご参加ください。

  
 
 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 
 
  

カウンセリング、セラピーのセッション力を高めたい方に向け、
メルマガを発行しています。
お読みいただくことで、
安定感のあるセッションができるようになります。
 
>>登録はこちら