こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
先月開催したスカイプ版、実践的セラピー技法研究会と、
渋谷での研究会。
 
 
 
基本的には、
同じものを提供するつもりで用意しています。
 
でも実際は、
参加者によって、
全く違う場になるのは毎度のこと。
 
どちらも
濃密な時間でした〜
 
 
 
カウンセラー、セラピストとして遭遇する、
困難な場面は多くの場合、
激しい苦痛や、感情の取り扱い。
 
それが見える形で出てくる時は、
今苦しんでいるクライエントさんに
どう対応するかが問われます。
 
 
 
でもこういった直球の展開は、
以外と少ないかもしれません。
 
もっとひねりの効いた出方の方が、
多いかもしれません。
 
 
 
例えばカウンセラー、セラピスト間の
関係性のこじれ、もしくはもつれ。
 
強迫観念、アディクション、
躁転、混乱。
 
いろんな形があります。
 
 
 
これらのテーマの背後に、
耐え難い苦痛、感情があり、
それは中々表面化してこない。
 
そして安直に、
表面化させてもいけない。
 
 
 
なぜなら表面化しないことで、
自分の心が壊れないように、
守っているから。
 
これらの症状は、
ある意味守りになっているんですね。
 
 
 
ではどう進めていくか。
 
背後にある激しい感情を
掘り下げるアプローチは
どうでしょうか。
 
 
 
これはクライエントさんの
無意識が抵抗を示します。
 
当然ですよね。
 
 
 
寝た子を起こすような
ものだから。
 
だから掘り下げのアプローチを強行すると、
隠れん坊の様相を呈します。
 
 
 
いろんな形で、
深まらないように無意識の力が働き、
ギクシャクします。
 
つまりこの作戦は、
得策ではないということ。
 
 
 
そんなとき、
今回の研究会でお伝えしたアプローチは、
ひとつの解決策になります。
 
それは掘り下げるのではなく、
守りを強くすること。
 
 
 
何から?
 
クライエントさんの内面にある、
強い苦痛や感情から。
 
 
 
要は普段から、
自分の内部にあるものに
自分自身が脅かされているわけです。
 
だから心の守りを強くし、
内なる苦痛から自分を守る。
 
 
 
そういったサポートが
とても大切。
 
この守りが育ってくると、
興味深いことに、
外部からの脅かされ感も減っていきます。
 
 
 
例えば対人恐怖、
視線恐怖。
 
こういったものも、
落ち着いてきます。
 
 
 
それだけ心の守りは、
とても大切なテーマ。
 
ひょっとしたら、
掘り下げ以上に。
 
 
 
それを実現していく、
具体的な手順をお伝えしたところ、
評判は上々。
 
多くの方が瞬時にあくびが出始め、
緩んでいかれました。
 
安心感やリラックスが
深まりました。
 
 
 
セッションの現場では、
切羽詰まった状態のクライエントさんの
助けになる手順。
 
とてもシンプルなので、
自分で自分に使うこともできるもの。
 
 
 
今回の研究会は、
この手順をベースに、
進め深めて行きました。
 
この手順は、近日リリースする、
資格プログラムでも、
より詳しくお伝えする予定です。

 
 
 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 
 
 

 

 
 
   

    

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