こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
セッションの精度を上げていくのは、
とても奥深い世界。
 
 
 
時間をかけ経験を重ねることで
身に着けていくものです。
 
いろんな見極めが
必要です。

 
 
 
例えば、
「状態」と「体質」の区別。
 
セッションの直後、
クライエントさんの気分が
すごく良くなったとします。
 
 
 
でもそれは、
ほんとうの意味で良くなったとは
限りません。
 
セッションの体験談は、
結構、この手のものが多いです。
 
 
 
この変化は正確には、
「状態」の変化。
 
「体質」の変化と
イコールかどうかは、
その後の経過を見ないと判断できません。
 
 
 
なぜならセッション直後は
気分は良かったけれど
その後の生活では
戻ってしまうこともあるからです。
 
むしろもっと
辛くなることすらあります。
 
 
 
逆にセッション直後は、
クライエントさんの気分は、
良くなかったとします。
 
でも生活での気分は良くなり
安定することもあります。
 
 
 
そしてそれが
長く続くようであれば、
「体質」の変化が起きたと言えます。
 
今はかなり単純化して
説明しています。
 
 
 
元々「体質の変化」は、
複数回のセッションが必要なもの。
 
だから1回のセッションごとに、
一喜一憂しても、
あまり意味はありません。
 
 
 
複数回のセッション、
ある程度の期間をかけ、
体質改善を目指すのが実際のところ。
 
その際の必要なものの一つが、
「状態」と「体質」の区別。
 
 
 
これができて始めて
長期的なセッションで、
的確な方向に進んでいけるようになります。
 
ではこの区別ができるようになるには
どうすればいいのでしょうか。
 
 
 
それは自分が行っているセッションや、
他の人が行っているセッション。
 
それらを何件も検討し
時間をかけて身に着けていくもの。
 
地道な積み上げが
必要な学びですね。
 
 
 
私自身、
セッション力を高める上で、
一番役に立ったのは、
自分や他の人の事例検討でした。
 
毎月スカイプやリアルで開催している
事例検討会。
 
「状態」と「体質」の区別も、
大切な要素としてお伝えしています。
 
 

  

 
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