こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
カウンセラー、セラピストの
勉強って終わりがないですよね。
 
セッションをする際に、
いろんな不安があるのは確か。
 
いろいろ足りないところがあるのは、
自覚できる。
 
 
 
自分の分野に関して、
まだまだ深められそう。
 
でもそれだけだと、
幅が狭い気もする。
 
だからそこを広げていったほうが
よさそうに思う。
 
 
 
でも書籍や講座もたくさんあり、
どこから手をつけていいか
よくわからない。
 
 
 
毎月開催している事例検討会では、
こういった悩みを解決するため、
いろんな流派の方々にご参加いただいています。
 
今回ご紹介する体験談を書いていただいた
Bさん(匿名)もそんな一人。
 
 
  
事例検討会の雰囲気や、
自分のセッションが変わってきた点を
書いていただけました。
  
ありがとうございます。
 
 
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Q:事例検討会を受けてどんな気づき、
 学びがありましたか?
 
病態水準の重要性は、いつも聞いていることでしたが、
単に「学術的な分類」のための分類ではなくて、
実際にカウンセリングを行う上で知っておきたい
「ストレス耐性の度合い」を知るためであることを知りました。
 
また、同じ人格障害圏でも、
「境界性」と「自己愛性」では、
まったく対応の仕方が違うことなども知り、驚きました。
 
 
 
逆転移のことも、初耳でした。
 
私が感じているこのスッキリしない感は、
相手が感じていることの逆転移かも知れない。
 
 
 
日頃の患者さんとの会話の中や日常生活の中で、
「逆転移」を意識してみると、
なるほど、違うものが見えてきました。
 
とても役に立っています。
 
 
 
事例検討会でたかむれさんは、
初心者で何も知らない私にでも根気強く、
優しく説明してくださいます。
 
このように、この事例検討会に参加して学び・感じたことは、
すぐに実践で役に立っていると思います。
 
 
 
Q:事例検討会を受けた後、
 セッションはどう変わりそうでしょうか?
 
以前より、
落ち着いてセッションにのぞめます。
 
むやみに知っている技法に囚われることなく、
ニュートラルな感覚でセッションに臨めます。
 
 
 
事例検討会の回を重ねて行くうちに、
今まで見えなかった微細なことが、
見えてくるようになると思います。
 
たかむれさんの持っておられる経験と感覚的なものを、
少しずつでも身につけることが
出来るようになる気がします。
 
これからもよろしくお願い致します。
 

  
 
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「Bさん、本当にありがとうございます。
 
日々セッションをやっておられるので、
新たな視点が加わることで、
ますますパワーアップ
していかれると思います。
 
 
 
これからが楽しみです。
 
こちらこそ、よろしくお願いいたします」
 
 
 
体験談の中にあった「逆転移」というのは、
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
少しだけ解説します。
 
セラピスト、クライエントのデリケートな
相互作用の中で起きてくる現象のひとつ。
 
 
 
本来はクライエントさんの中にある感情が無意識化し、
自分では全く気づいていない時、
セラピストが、それを感じていることが多いです。
 
だからセラピストは、
クライエントさんの状態に加え、
自分の中に起きていることに気づくこと。
 
 
 
それがセッションを進めていく上で、
重要な要素になってきます。
 
特にセッションの流れが難しくなっている時こそ、
役立つ視点になります。
 
 
 
この取り扱いも繊細さを要求されますので、
継続的なトレーニングが大切です。
 
ご参考になれば幸いです。
 
 
  

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
  
 
 

 

 
 
   

    

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