こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
  
最近はマインドフルネスという
心の状態に対し注目が高まっています。
 
このマインドフルネスを
心理療法で意識的に活用し始めたのは、
おそらくハコミが最初。
  
 
 
ハコミはセラピーの一流派で、
アメリカ人、ロン・クルツによって
1970年代に開発されたもの。
 
私自身、
ハコミセラピストでもあります。
 
 
 
最近では認知行動療法も
積極的に取り入れらていますし、
企業でもマインドフルネス研修があるほどです。
 
ハコミでマインドフルネスを活用するのは、
心の自然治癒力を高めるため。
  
 
 
この状態になると、
驚くほど無意識が活性化し、
自然に深いセッションになっていきます。
 
テクニックで
無理にこじ開ける必要はありません。
 
 
 
そしてクライエントさんが
マインドフルネスに入るためには、
安全感と安心感が大切。
 
そこを提供する方法論を持っていることが、
ハコミの特徴。
 
ハコミではセラピストの
在り方を重視します。
 
 
 
ラヴィングプレゼンス、
という状態。
 
クライエントさんの素晴らしさを、
セラピストが受け取り満たされていく。
 
その感覚を磨いていくと、
クライエントさんが安心するセッションを、
自然に提供できるようになります。
 
ハコミのセミナー1回目では、
このラヴィングプレゼンスを
体験していただきました。
 
 
 
2回目はクライエントさんの信念体系を推測し、
そのテーマを効果的に浮上させ、
クライエントさん自身に気づいていただく
具体的な方法を学びました。
 
それがプローブと
呼ばれるアプローチ。
 
いたわりでありながら、
信念を浮上させる言葉をかけていきます。
 
 
 
このプローブは、
セルフワークでも可能です。
 
スマホにプローブの言葉を吹き込み、
マインドフルネスの状態で聞いてみる。
 
実際に試し、思ってもみない心の反応を
体験された方もいらっしゃいました。
 
 
 
普通ならセッションでないと
気付けないような深い気づき。
 
それを自分だけで得られることを、
実感していただけたようです。
 
 
 
そして3回目。
最終回にふさわしく盛りあがりました。
 
ラヴィングプレゼンス、プローブときて、
今回はテイクオーバーを学びました。
 
テイクオーバーとは、
武道に例えるなら合気道に似ていると
言われています。
 
 
 
合気道は自分の力ではなく、
相手の力を利用します。
 
テイクオーバーも
クライエントさんから出てきた
心の素材をそのまま利用し、
変容を促していきます。
 
 
 
ハコミセミナーでは、
本人が全く予想もしないような、
激しい感情が急浮上した方もいらっしゃいました。
 
この「全く予想もしない」反応というのが、
ポイントです。
 
ある程度予想していたとしたら、
それは無意識だとしても、
そんなに深いものではありません。
 
 
 
意識である程度
気づけているからです。
 
本当の無意識は本人にとって
全く予想できないものなのです。
 
プローブでも
かなり深い無意識が出てきます。
 
でもテイクオーバーは、
段違いに深い無意識が出てくることが多いです。
 
 
 
ただこれはいきなり深い無意識に
アクセスできるわけではありません。
 
初めにお伝えしたように、
まずは安全感、安心感を持っていただけること。
 
無意識が協力的になってくれるためには、
不可欠です。
 
 
 
無意識が協力してくれると、
テクニックの作用が、
最大限発揮されます。
 
すると驚くほどの
自己発見が起きてきます。
 
 
 
その土台を支えるのが、
セラピストの在り方。
 
ラヴィングプレゼンス。
 
3回の講座を通して、
ハコミセラピーの全体像を、
ある程度体感していただけたようです。
 
 
 
今回のようなまとまった形の
講座は当分予定していません。
 
でもそのエッセンスは、
従来の講座でも、
随時お伝えしていきます。
 
他のセッションメニューを
提供している方にとっても、
ハコミの要素を取り入れることで、
より安全かつ深いものになっていくからです。
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

  

  

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