こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
  
今日の午後は
カウンセリング、セラピーのセッション力を高める〜
事例検討会でした。
 
下の写真は、
抑圧と解離(スプリッティング)の違いを、
アクション付きで説明しているところ。
  
 

  
 
この区別は、
セッションの際、とても大切です。
 
なぜなら進め方が、
全然違うので。
 
 
 
抑圧の場合は学んだ技法が、
そのまま通用することが多いです。
 
でも解離(スプリッティング)は、
感情の苦痛が大きすぎることで
起きてくる現象。
 
 
 
ただ技法を導入しても、
通用しないことが多いです。
 
私も最初のころは、
この違いを全然わかっていませんでした。
 
そしてうまくいかないことに対し、
自分にイライラしたり、
クライエントさんにイライラしたり。
 
 
 
解離(スプリッティング)は、
抑圧のように感情的苦痛を抑えつけるのではなく、
切り離します。
 
クライエントさんの意識も
飛びがち。
 
 
 
当然会話も噛み合わず、
平行線になりがち。
 
具体的な話も出てきにくく、
抽象的になることが多いです。
 
 
 
だからカウンセラー、セラピストは、
クライエントさんの話の理解も難しくなる。
 
技法を使う際も、
行き違いが起きやすく
なかなかうまくいかない。
 
そういったことが
起きていきます。
 
 
 
かかえている苦痛が大きく、
それから自分を守るための働きが、
カウンセリングやセラピーを進めることを
難しくさせているのです。
 
現場ではよく起きることなので、
この対応力を高めることは大切です。
 
 
 
ただその道筋は、
技法のレベルアップではありません。
 
技法以前の
見直しが大切です。
 
 
 
そこを押さえていくと、
いい方向に進みやすくなります。
 
その上で技法も使えば、
相乗効果が出てきます。
 
 
 
このように事例検討会では、
特定の技法に肩入れすることなく、
現場でセッションが機能するために必要なことを
総合的にお伝えしています。
 
ご参考になれば幸いです。
  
 
    
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