こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
   
今回は、
前回の記事の続き。
 
苦手意識が減っていく目安のひとつは、
マイナス感情の量が減ることです。
 
 
 
減れば減るほど苦手意識も減り、
 
「やってみてもいいかな」
 
と思えるようになっていきます。
 
 
 
マイナス感情を減らす主なアプローチとしては、
 
1.感情そのものに向き合うやり方と、
2.その感情を作り出す思い込みに
 
働きかけるやり方があります。
 
 
 
軽い苦手意識の場合は、
思い込みを話題にし、検討していくだけで
なくなることもあります。
 
しかし根深い苦手意識の場合は、
思い込みだけに働きかけても、
感情が減らないことが多いです。
 
 
 
そんな時、マイナス感情に向き合う、
という流れで進めていきますが、
それでも「減らない」と感じる時もあります。
 
その時よくあるのは、
感情の量は変わらないけれど、
質が変化しているケース。
 
 
 
例えば、
最初は「恐怖」が強かったが、
だんだん「おっくう」に変わったり、
「悲しみ」に変わったり。
 
このように感情の量は減らなくても
質が変わっている場合は、
そのまま続けていくと
うまくいく可能性が高いです。
 
 
 
なぜならば複数の感情が
層状態になっていて、
表面にあるものから解放が
進んでいるからです。
 
でもマイナス感情に働きかける時は、
つい量が減ったかどうかだけで、
判断しがち。
 
 
 
大切なのは量だけではなく、
質(どんな感情か?)も含め
見極めていくこと。
 
すると量が変わらなくても、
苦手意識の解消に向かって
進んでいるかどうか見極められます。
 
 
 
これは、もしかしたら、
当たり前のことかもしれません。
 
でも実践している時は、
心の余裕もなくなりがち。
 
そんなとき、
つい量だけで判断しがちなのお確か。
 
 
 
特に専門家ではない、
クライエントさんがそうなるのは、
無理もないこと。
 
苦手意識の解消に取り組む時、
行き詰まりを感じることもままあります。
 
 
 
そんな時この視点を
大事にして進めていくと
成功率が高まります。
 
以上、ご参考になれば幸いです。
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 
 
  

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