こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
カウンセラー、セラピストが 
現場で一番大事なこと。
 
 
 
それは無理をしない
ということ。
 
ほとんどの場合は。
 
 
 
もちろん現状が危機的で、
無難に対応することが
かえってリスクの時は話は別。
 
アグレッシブにいくことが、
危機からの脱出に
プラスになることがあります。
 
 
 
ただその必然性がないときに無理をするとしたら、
それはカウンセラー、セラピストのエゴ。

 
クライエントさんの
ためになりません。
 
車でに例えるなら、
安全運転で確実に目的地に着くよう
支援する仕事ですね。
 
 
 
しかしカウンセラー、セラピストは、
セルフワークにおいては、
アグレッシブさも必要だと思います。
 
あえて自分の内面にダイブし、
向き合ってみる。
 
 
 
そのときに、
自分の心に何が起きるのか
探求してみる。

 
それは素晴らしい、
心の糧になります。
 
セッションにおける緊急事態で
力になります。
 
 
 
だから私はセルフワークで
アグレッシブに攻めています。
 
車の運転に例えるなら、
コースアウトや壁への接触は
しょっちゅうでです。
 
 
 
でも大丈夫。
 
場数を踏んでいるので、
どうリカバリーすればいいか
わかっているし、
頼りになるプロも知っているから。
 
 
 
ではセルフワークで、
何を攻めているか。
 
それは感情への
アプローチ。
 
抑圧している感情はもちろん、
解離している感情にも、
日々触れています。
 
 
 
取り扱いが困難な感情を、
どうセラピーするか、
考えつくありとあらゆることを
試しています。
 
抑圧している感情を
現場で扱えるようになるには、
かなりの専門トレーニングが必要。
 
決して簡単ではありません。
 
 
 
ましてや解離している感情は、
少なくてもセルフワークで取り扱う方法は、
私が知る限りありません。
 
セッション、あるいはグループでしたら、
フロイト派の新しい流れ、
あるいは認知行動療法の新しい流れ等に
具体的アプローチがあると
されています。
 
しかし大掛かりだったり、
セッション数が
膨大に必要だったりします。
 
 
 
セルフワークにおいて、
解離している感情へのアプローチは、
道なき道の探求という感じですね。
 
その過程でまずは、
心の強化が最優先とわかりました。
 
実はセッションも
そうですけど。
 
 
 
心の強化が大切なのは、
感情エネルギーが
膨大だからです。
 
まともに感じると、
心が壊れてしまうからこそ、
解離させているわけです。
 
 
 
抑圧できないときは、

切り離す。
 
そういう心のメカニズムが、
あるのです。
 
 
 
ところが面白いことに、
心が強くなり耐えられるようになると、
切り離した感情が繋がり始めます。
 
その兆しは、
身体の違和感や痛みとして
浮上し始めることが多いです。
 
 
 
もちろん心の強化だけでは
足りません。
 
抑圧した感情が固体だとしたら、
解離した感情は、
気体のような状態。
 
 
 
とらえどころが
ありません。
 
身体の感覚として浮上し始めても、
意識を向けると
すぐに引っ込んだり
移動したりします。
 
 
 
しかもかなり、
あいまいな感覚。
 
この感情を圧縮し、
体積を小さくする。
 
そして漏れないよう、
しっかり包み込む。
 
 
 
加えて意識の
明晰さも不可欠。
 
集中力が落ち、散漫な時は、
解離している感情は
取り扱えません。
 
明晰な状態を
保つことが必要です。
 
 
 
こういった項目のレベルを
総合的に高める。
 
そういった試みを
続けてきました。
 
 
 
これは電気製品に例えるならば、
研究開発段階。
 
そのまま製品として
市場に出せるわけではありません。
 
 
 
実際セッションでは、
全てのアプローチを
投入しているわけではありません。
 
なぜなら研究レベルのテクニックは、
元々調子が悪いクライエントさんには、
いきなりは荷が重いものもあるからです。
 
 
 
それを低いハードルで
確実に使えるようにしていくこと。
 
それは研究開発レベルのものを
製品化するのと同じこと。
 
 
 
ここが形になってくると、
セッションが一段と
変わってくると思います。
 
セッションとセッションの間に、
セルフケアの課題を出すことが
増えるでしょうね。
 
 
 
その間に解離感情の統合が
格段に進むようになります。
 
その結果、
不安定な気分が安定する。
 
 
 
物事の捉え方が極端だったのが、
穏やかになる。
 
不定愁訴の緩和。
 
空虚感、
虚しさの解消。
 
 
 
心の芯からのパワーが、
出てくるようになる。
 
クリエイティブティ、
生産性の向上。
 
こういった効果が、
今までにないスピードで、
体感できるようになりそうです。
 
 
 
実践的セラピー技法研究会では、
研究開発段階の手順や理論を
分かち合っています。
 
初参加のですと、
マニアック過ぎてついていくのが
難しいかもしれません。
 
 
 
でもこういったアグレッシブな、
攻める体験は、
カウンセリング、セラピーの現場おいて、
とても助けになるのは確か。
 
テクニックがすぐに使えなくても、
ある種極限状態を体験することで、
現場力が上がる。
 
そういった効果は
現段階でもありそうです。
 
 
 
ちなみにここ2〜3日でも、
2つほど新しいアプローチが
見つかりました。
 
ひとつは、
比較的再現度が高いもの。
 
 
 
うまくはまると、
簡単に変性意識状態になり、
自然治癒力が活性化します。
 
自分でやってみた感じでは、
身体の不快感が
みるみる開放されていきます。
 
 
 
もうひとつは、
しぶとい解離感情を明確にし、
同時に明晰な意識を保つやり方。
 
瞑想の修行のような
アプローチ。
 
 
 
終わった後、
身体がすごく楽になります。
 
気分のザワザワが一段と減り、
穏やかで柔和な状態が増えました。
 
 
 
このように来年予定している
オリジナルメソッドの
トレーニング&資格プログラムのため、
技法や理論を洗練させているところです。
 
まずは研究段階の最新アプローチに触れてみたい!
という方は研究会にお越しください。
 
限界領域の探求に興味のある方には、
楽しめる会です。

 【スカイプ版】実践的セラピー技法研究会1/20(水)

 【東京・原宿】実践的セラピー技法研究会1/21(木)
 
 
  
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 
 
  

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