こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
クライエントさんとのセッションが、
何かぎくしゃくする。
 
 
 
スムースに
進まない。
 
クライエントさんとのやりとりも、
噛み合わなくなってくる。
 
 
 

 
 
 

こういった局面は、
結構出てきます。
 
それは提供している技法の、
スキル不足だけが原因ではありません。
 
 
 
だからいくらスキルを
ブラッシュアップしても、
このギクシャク感は解消されないことも多いです。
 
これをどのように
解消していけばいいのでしょうか?
 
 
 
それはクライエントさんの
無意識と協力関係を築くこと。
 
意識と無意識は、
別の意思を持っていることがあります。
 
 
 
意識ではセラピストを信頼し、
セッションを通して変わっていきたい、
と思っている。
 
でも無意識には、
別の思いがある。
 
 
 
例えばセラピストが、
信頼できない。
 
敵意や不信感を
感じている等々。
 
 
 
それがセラピストだけに向けられ、
他の人にはないとしたら、
その原因はセラピストにありそうです。
 
技法を以前にクライエントさんと
信頼関係を築く力を
高めていく必要があります。
 
 
 
例えばクライエントさんの話に対する
理解力を高める。
 
無意識的な反応をキャッチし、
寄り添っていく。
 
 
 
こういった関わりで、
ギクシャク感は減り、
スムースになっていきます。
 
ただこういった関わりをしても、
ギクシャク感が変わらないことも。
 
 
 
それはクライエントさんの、普段の
コミュニケーションパターン
そのものだったりします。
 
その場合、同じようなギクシャク感が、
セラピストとの間だけでなく、
他の人間関係全てに出ていることも。
 
 
 
それはセッションにおいて、
ある意味チャンス。
 
なぜならクライエントさんの、
根源的なテーマが、
そこにあるからです。
 
 
 
そこに取り組むことは、
クライエントさんにとって、
大きな恩恵をもたらします。
 
ただ通常のセッションより、
はるかに難しい。
 
 
 
高度な対応力が
必要とされます。
 
なぜなら根源的なテーマに対し、
ギクシャクした関係性を引きずりながら、
取り組むことになるから。
 
 
 
繰り返しになりますが、このテーマは
普段提供しているメソッドの
スキルを高めるだけでは不十分。
 
問題はそれ以前の
ところにあるから。
 
 
 
この力を高める第一歩は、
関係性のもつれをもたらす、
典型的なパターンをいくつか学ぶことでしょうね。
 
もちろんそれだけで、
うまくいくわけではありません。
 
 
 
そんなに単純な話では
ありません。
 
とは言えいきなり、
アドリブで対応することは
非常に困難。
 
 
 
ハードルが
高すぎます。
 
なかなか
レベルアップしません。
 
 
 
だからまずは
典型的なパターンを学ぶ。
 
それは取っ掛かりに
なります。
 
 
 
関係性のもつれを理解する、
参照枠になるからです。
 
この参照枠を
増やしていく。
 
 
 
するとギクシャクへの対応力が
高まっていきます。
 
それは知識と直感。
 
この両方を総動員し、
クライエントさんと関わることです。
 
ご参考になれば幸いです。
 
 
 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 
 
    

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