こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
今回は感情エネルギーを、 
身体の痛みとして浮上させるプロセスを紹介します。
 
 
 
ターゲットは、
ある種のモヤモヤ感。
 
すっきりしなさ。
 
 
 
こういった感覚は、
ほとんどの人に慢性的にあるもの。
 
慢性的であるがゆえに、
そういった感情に気づきを持つことは、
ある種困難。
 
 
 
だから「今、どんな感情がありますか?」と
問いかけても、
 
「今、感情はないです」等と
答える人がほとんど。
 
 
 
でも「気分いいですか?」と
問いかけると
 
「あまり良くありません」
と答えたくなる。
 
こういった曖昧で捉えどころのない、
でも大きな影響を与えている
感情があります。
 
 
 
私の仮説では、
これらは不安、怒りといった
はっきり言葉にできる以前の、
より原初的な感情。
 
深い感情。
 
 
 
気分や体調に与える影響は大きいけれど、
でもセラピー等でも、
なかなか扱えない感情。
 
これらをよりはっきりさせ、
浮上させる。
 
 
 
意識化させることは、
実は比較的簡単。
 
それは身体を
捻ってみるだけ。
 
 
 
身体の内側に意識を向けながら
注意深く。
 
マインドフルな感じで。
 
 
 
するとある種の違和感が
出てきます。
 
その身体の場所に
潜伏していた感情エネルギーが、
浮上してきたのです。
 
 
 
この感情エネルギーに、
さらに「あること」をすると、
よりはっきりしてきます。
 
それは違和感どころではなく、
鋭い痛みになることもしばしば。
 
 
 
それも予想もしない、
身体の場所に。
 
激しい咳になることも
よくあります。
 
 
 
例えば身体を捻り、
みぞおちに違和感を感じたとします。
 
その場所に浮上した感情エネルギーに、
「あること」をします。
 
 
 
すると例えば左肩周辺と、
右の腰に鋭い痛みが出現する。
 
そんなことが起きてきます。
 
 
 
普段はモヤモヤとしたフィーリングとして、
ただよっていた感情エネルギーが、
鋭い痛みとして、
身体のあちこちに現れてくる。
 
結晶化してくる。
 
 
 
私はこのプロセスに慣れてきたので、
未知の感情エネルギーが
痛みとして浮上するとワクワクします。
 
なぜならその後、
心や身体の風通しが
良くなることがわかっているから。
 
調子が良くなることが
わかっているから。 
 
 
 
初めてこの現象を体験したときは、
びっくりしました。
 
その痛みを消そうと
やっきになりました。
 
 
 
やがてこの痛みに慣れ、
見守れるようになると、
自然に解消していくようになりました。
 
そして自分でやるときは、
ほぼ確実に鋭い痛みとして
浮上させられるように。
 
 
 
感情はモヤモヤした状態のまま、
ただ見つめていても、
なかなかラチがあきません。
 
でも痛みという形で結晶化させると、
見つめるだけで、
自然治癒力が促進され楽になります。
 
 
 
しかもこのアプローチを行うと、
心が研ぎ澄まされてきます。
 
内面をしっかり見つめられる
コンディションになってきます。
 
そのため向き合っても、
危険はほとんどありません。
 
 
 
このアプローチを身につけると、
自分の身体に溜まっている
根深い感情エネルギーが、
どんどん変容していきます。
 
それはクライエントさんだけでなく、
カウンセラー、セラピスト自身にも
大きな恩恵をもたらします。
 
 
 
クライエントさんの感情を
キャッチする感度が、
飛躍的にアップするから。
 
自分の心や身体の風通しが
良くなることで
相手の状態をダイレクトに
キャッチできるようになります。
 
 
 
当然共感力、寄り添い力が
アップします。
 
ナチュラルな形で。
 
しかも心が研ぎ澄まされてくるので、
敏感でありながら
心がブレにくくなります。
 
 
 
元々この2つは、
両立しにくいもの。
 
敏感だと影響を受けすぎ
ブレやすくなりがち。
 
 
 
逆に心が強いと、
感度も落ちてしまいやすい。
 
それが高い次元で、
両立するようになります。
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 
 
  

カウンセリング、セラピーのセッション力を高めたい方に向け、
メルマガを発行しています。
お読みいただくことで、
安定感のあるセッションができるようになります。
 
>>登録はこちら