こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
インナーチャイルドワークを進めている時、
カウンセラー、セラピストは、
クライエントさんの2つの部分と関わっています。
 
 
 
ひとつは言うまでもなく、
子どもの部分。
 
つまりチャイルド。
 
 
 
もうひとつは大人の部分。
 
アダルト。
 
 
 
そのときカウンセラー、セラピストは、
アダルトとチャイルドの関係についても、
注意を払っています。
 
例えばクライエントさんのアダルトが、
自分のチャイルドの言い分に関心を払わず、
アダルトの言い分をプッシュしていることがあります。
 
 
 
日常生活でも、
ありがちな関係性。
 
アダルトからチャイルドへの
一方通行。
 
 
 
このパターンが続くと、
いわゆる「抑圧」になります。
 
その場合は、
アダルトの抑圧を和らげるアプローチが大切。
 
 
 
逆のパターンもあります。
 
チャイルドの感情エネルギーが強く、
アダルトの手におえない状態。
 
 
 
すると日常生活でも、
後先考えず感情的に
なってしまう可能性が高いです。
 
そんなときは、
まずはチャイルドの感情を落ち着かせる。
 
その上でチャイルドとアダルトが共存できるように、
サポートしていく。
 
 
 
もっと込み入ったケースも
あります。
 
例えば一見アダルトが
機能しているように見える。
 
 
 
でも実はチャイルドが主導権を握っていて、
アダルトの能力を、
チャイルドの願望充足のために
こき使っているケース。
 
これは例えるならば、
子どもがとんでもないプレゼントをねだった時、
親が無理に無理を重ねて、
それを叶えようするようなものです。
 
 
 
そんなときは、
アダルトとチャイルドの言い分について、
交通整理する必要があります。
 
ていねいに。
 
 
 
こういった過程を進めていく時、
私が参考にするもののひとつが、
ピアジェの発達論。
 
もちろんこの考え方が、
全てではありません。
 
 
 
ピアジェが取り上げていない、
発達の要素もたくさんあります。
 
ただ思考の発達段階。
 
それに伴う認識能力の把握に関しては、
役に立つ枠組みと感じています。
 
 
 
クライエントさんのアダルトやチャイルドが、
どんな状態なのか、
理解を深める上で役立つものです。
 

このピアジェの発達論を、
短い動画で解説してみました。
 
 
 
興味がある方は、
ご覧ください。
 
https://www.youtube.com/watch?v=i7KLOg0LviY&list=PLQrK55stWl1Bs_rOC63y-9t_x-RFzCoTB
 
 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

  
  
   
  
  

 
 
   

    

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