こんにちは、心理カウンセラーたかむれです。
 
セッションには、
いろんな目的があります。
 
最終的には、
クライエントさんにとって、
いい方向に進むこと。
 
 
 
最初から進めそうであれば、
そのようなセッションをします。
 
もし何らかのひっかかりがあるならば、
そこがほぐれるようにサポート。
 
 
 
いろんな切り口で。
 
思考レベルのひっかかり、
感情レベルのひっかかり。
 
 
 
それらに対して、
言葉イメージを使ったり、
行動を促したり、
家族システムに介入したり。
 
クライエントさんの内面、外面、
そして周りの状況。
 
場合によっては、
全てを活用する。
 
 
 
これらはどちらかと言うと、
いろんなものを、
水平的に活用する感じ。
 
もちろん
垂直面もあります。
 
必要に応じ、
意識の深層にも働きかけていきます。
 
 
 
言葉の領域より深いのが
感情の領域。
 
そして感情は、
比較的言語化しやすい領域が
まずあります。
 
過去の記憶として、
ストーリーを語れる領域。
 
 
 
ここは信念の核が
あるところ。
 
アプローチとしては、
インナーチャイルドワーク。
 
 
 
そしてさらに深いところには、
言語化できない領域が。
 
ここはストーリーを
語ることが困難。
 
 
 
なぜならより原始的で、
断片的な感情だから。
 
クライエントさん自身が
言語化するのは極めて困難。
 
 
 
そのためカウンセラー、セラピストが、
代わりに言語化し
感情の咀嚼をサポートする必要があります。
 
非常にデリケートな
職人芸の世界。
 
 
 
でもその感情は
時としてワイルドで、
強烈なもの。
 
この領域のセラピーを行うには、
カウンセラー、セラピスト自身
かなりクリアである必要があります。
 
クライエントさんからの逆転移を
キャッチする必要があるから。
 
 
 
※逆転移
「本来クライエントさんの感情だけど、
それに直面することが耐え難いので、
切り離し(スプリッティング)、
カウンセラー、セラピストに投げ入れられる現象のこと」
 
 
 
カウンセラー、セラピストが
ある程度クリアになっていないと、
自分の感情とクライエントの感情の
区別ができなくなります。
 
当然セラピーは
機能しません。
 
 
 
この投げ入れられる逆転移感情は、
非常に繊細なときもあれば、
意識が吹っ飛びそうになるくらい、
強烈なときもある。
 
だからカウンセラー、セラピストは感情に対し、
高い感度、感受性が必要。
 
同時に強烈な感情に対し、
持ちこたえるだけの力も求められます。
 
 
 
カウンセラー、セラピストは、
クライエントさんとの交流の中で、
いろんな気づきを持つことが必要。
 
同時にクライエントさんが
いい方向に進めるよう、
役立つ切り口を的確に判断し、
舵取りすることが求められます。
 
 
 
とても高度な
仕事ですね。
 
もちろん私も、
いつも完璧にできるわけではないけれど、
より良いセッションを提供できるよう、
自分磨きをしていきます。
  
 
  

 【東京・渋谷】ブログやメルマガの悩みを現役カウンセラーが解決するセミナー 2/26(金)
  
 【東京・渋谷】カウンセリング、セラピーのセッション力を高める〜事例検討会〜3/3(木)
 
 【スカイプ版】実践的セラピー技法研究会3/16(水)
 
 【東京・渋谷】実践的セラピー技法研究会3/17(木)
 
 【スカイプ版】カウンセリング、セラピーのセッション力を高める〜事例検討会〜3/19(土)
 
 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 
 
  

カウンセリング、セラピーのセッション力を高めたい方に向け、
メルマガを発行しています。
お読みいただくことで、
安定感のあるセッションができるようになります。
 
>>登録はこちら