こんにちは、心理カウンセラーたかむれです。
毎月原宿で開催している、
事例検討会。
その目玉のひとつに、
その場でロールプレイをやっていただき、
やり取りを検討していく、
というのがあります。
よくあるのはロールプレイが終わり、
みんなでやり取りについての理解を
分かち合い深めていく。
それはとても
有益な時間です。
セラピストの主観が耕され、
豊かになっていくからです。
セラピストとしての、
あり方が変容していきます。
ただこのやり方だけでは
限界があるのも確か。
と言いますのはロールプレイ中に、
本当は何が起きていたか、
という観察力に関しては
あまり磨かれないからです。
この部分は、
文明の利器が役に立ちます。
私の場合はビデオに撮り、
振り返りを分かち合っています。
これが結構面白い。
例えば撮ったものを、
音を消して見ていただきます。
すると色んなものが、
見えてきます。
言葉があると、
その「内容」に引っ張られるんですね。
心の動きは、
それ以外のところにも
たくさん出ています。
表情、身体の姿勢、
動き方等。
それは時として、言葉以上に、
本人の深い部分が表現されています。
なぜなら、
本人が意図していない無意識が、
そこに出ているからです。
このようにビデオ映像で
振り返りながら、
主観だけでなく客観性も磨いていく。
現場力を高める上で、
大切な視点と感じています。
ご参考になれば幸いです。
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