こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
先日大学で、
精神医学の講義をしてきました。
 
 
  
講義で感じたのは、
学問としての講義ではなく、
より現場に即したリアルな内容に
関心がおありなこと。
 
これは書籍は一般的なセミナーでは、
なかなか学べないものです。
 
 
 
講義では下記項目について
お伝えしました。
  
生活歴、病歴から情報を読み取る際、
どのような観点が必要か。
 
面接でクライエントさんを
観察する際のポイント。
 
精神医学マニュアル
の概要。
 
リスクアセスメント。
 
自殺、自傷行為について。
 
下記症状の病因、症状、治療法について。
 
 統合失調症
 うつ病、双極性障害
 急性ストレス反応、PTSD
 不安障害(パニック障害、全般性不安障害、広場恐怖、特定の恐怖、社会恐怖)
 強迫性障害
 摂食障害
 パーソナリティ障害
 物質依存
 
児童精神医学(行為障害、情緒障害、児童虐待、多動性障害、社会機能障害、精神病性障害)
 
青年期の精神医学
 
学習障害
  
等々、盛りだくさん。
 
 
 
それぞれとても奥の深い分野で、
医師やカウンセラーでも
得意分野が異なります。
 
全部アプローチが
異なるからです。
 
 
 
そう考えると自分が学んだ技法だけで、
セッションするのは無理がありまし、
時には危険すらあります。
 
そういう意味では、
セッションをする人は、
こういった知識をある程度
知っておいたほうがいいでしょうね。
 
 
 
今回の講義の目的は、
今後興味のある分野を掘り下げるとき
自分で当たりがつけられるようになること。
 
専門書を探したり読み込む際、
勘が働くようになること。
 
事例検討会等で学ぶ際、
戸惑いを減らし、理解力を深められるように。
 
 
 
現場での経験を生かし、
なるべく臨場感豊かに
お伝えしました。
 
おかげさまで、
とても楽しんでいただけたようです。
 
 
 
今までの16年間
カウンセリングをしてきた経験。
 
とりわけ週2日10年間、
精神科クリニックでのカウンセリングと、
休職者向けのグループをファシリテートした経験が
とても役に立ちました。
 
経験プラス知識、
両方大切ですね。
 
 
 
毎月開催している講座とは、
また違った経験ができ、
私にとっても充実した時間でした。
 
 
   
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 
 
  

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