感情をリリースする際、面白い現象を発見しました

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
　
開発を続けている
セラピーメソッドで感情をリリースする際、
面白い現象を発見したのでシェアします。
　
　
　

根深い感情の解放って、
ドロドロが出てくることが
多いですよね。
　
怒ったり、泣いたり、
絶望したり。
　
　
　
こういった感情が溢れてきた時、
それに寄り添う力は、
カウンセラー、セラピストにとって
必須項目のひとつ。
　
これらの感情の多くは、
意味づけがあります。
　
　
　
そこを明らかにしていくことが、
セラピーそのものだったりします。
　
例えば悲しみ。
　
最初はエネルギーが強すぎて、
その意味は、
はっきりしないことが多いです。
　
　
　
でも徐々にセラピーが進んでくると、
意味に取り組めるようになってきます。
　
「なぜ悲しいのだろう」といった
問いかけが有効な局面がやってきます。
　
　
　
その答え、
悲しいわけがはっきりしたとき、
クライエントさんは腑に落ちます。
　
すると心の組み替えが始まり、
変容が起きる。
　
　
　
これがセラピーで感情に取り組み、
うまくいくときの流れ。
　
このスキルを高めることは、
非常に大切です。
　
私はハコミセラピーの資格を取る際、
ビデオも活用したトレーニングを
徹底して受け、このスキルを身につけました。
　
　
　
ただ現場でセッションをやっていると、
もっと深い感情の層もあると
実感します。
　
クライエントさんによっては、
この深い層から働きかけた方が
いいと思えます。
　
　
　
ただこの領域は、
従来知られたやり方だと
すごくドロドロしたものが出てきて、
危険も伴う感じ。
　
なかなか踏み込めない
領域だったと思います。
　
　
　
この領域を安全かつ
効果的に取り扱う。
　
それはまず、
私自身のために必要でした。
　
　
　
会社員時代に１年以上に及ぶ休職、
そして退職に追い込まれた際のダメージ。
　
猛烈な感情エネルギーが
身体に埋め込まれ、
残ってしまいました。
　
　
　
そのため全身の激痛が
長期間続きました。
　
そしてこの感情エネルギーは、
セラピーでは取り扱えませんでした。
　
　
　
ドロドロした感情が再現なく溢れるだけで、
楽にならなかったのです。
　
もちろん
ある程度は楽にはなりました。
　
　
　
でも医学的な原因のわからない
身体の痛みや慢性的な疲労感は
中々抜けないまま。
　
この辺が良くなってきたのは、
ここ２〜３年のこと。
　
　
　
いろんな技法を自分で考案し、
症状に取り組んだ成果です。
　
おかげさまで今では、
相当よくなりました。
　
　
　
とはいえもちろん、
いろんなテーマは残っています。
　
技法の開発するネタには
事欠きません。
　
　
　
前置きが長くなりましたが、
ここから本題。
　
最近この領域にアプローチして
発見したこと。
　
　
　
それはあるやり方をすると、
ドロドロしたものが出てこないのに、
どんどん感情がリリースされ
楽になることがわかりました。
　
少し前までは、
身体に埋め込まれた感情が
リリースされるとき、
咳という形で出ることが多かったです。
　
　
　
でも最近は、
咳もあまり出ません。
　
透明な空気が
プシューっと出ていく感じ。
　
　
　
炭酸飲料水の入った缶を開けた時の
あの感じ。
　
ある種の
爽快感さえあります。
　
　
　
面白いことに、
このプロセスが起きる時の方が、
感情のリリースは大きい。
　
しかも安全で楽。
　
爽快感さえある。
　
　
　
そんな現象がかなりの再現性で
起きるようになってきました。
　
その流れを
少しお伝えします。
　
　
　
まず身体に埋め込まれた感情に
的確にアクセスすること。
　
アクセスできると、
身体に違和感が浮上します。
　
　
　
次に感情へのアクセスを
安定させること。
　
そして感情のリリースが起きやすい
意識状態に入ること。
　
　
　
ここが最近の
進展です。
　
リリースが起きやすい、
すなわち心の自然治癒力が
高まりやすい意識状態。
　
そこに入ることができる、
シンプルかつ再現性の高い方法が
見つかりました。
　
　
　
それからというもの、
かなり頻繁に感情リリースを
行っています。
　
やり方に慣れてきたので、
２〜３分あれば、
身体に埋め込まれた感情にアクセスし、
リリースできます。
　
　
　
その度にプシュー、プシューっと
やってます。
　
その度に
身体がすごく楽になります。
　
感情解放の量が桁違いに
増えました。
　
　
　
次回の実践的セラピー技法研究会で、
この新しいアプローチの概要を
紹介する予定です。
　