こんにちは、心理カウンセラーたかむれです。
自分で覚えている、
もしくは思い出せる辛い記憶。
いわゆるトラウマ記憶ですね。
それらは強い感情だったとしても、
クライエントさんと信頼関係が築けるなら、
対応はさほど難しくありません。
特にオリジナルメソッドを使うと、
小さな苦痛で、
心のゆとりを保ちながら、解消できます。
その秘訣は、一時的に
心の強さを高めることができるから。
心が強くなっていると、
苦痛に対しても余裕が持てます。
辛いマイナス感情に対し、
ニュートラルに見つめることができます。
苦痛を見つめることで楽になるというのは、
認知行動療法の
言うところのエクスポージャーと同じです。
暴露とも呼ばれます。
あるいはマインドフルネス状態。
辛い感情、トラウマを解消する上で、
定評のあるアプローチですね。
この形ができると、
心の自然治癒力が働き、
トラウマ記憶に伴う感情が、
短時間で解消します。
ひとつのエピソード記憶でしたら、
要する時間は5〜10分位。
セッションの中でもクライエントさんが、
「あれっ? 辛さが消えちゃいました」と
おっしゃることが多いです。
ポイントはオリジナルメソッドで、
心の力を高める。
その上で、
辛い感情に向き合う。
だからゆとり保ちながら、
見つめられる。
この形ができていれば、
楽に解消できることがわかりました。
セッションの現場で苦労するのは、
感情に対してゆとりがないとき、
圧倒されそうなとき。
そこをどうしのぎ、
安全感を作り出すか。
カウンセラー、セラピストの
腕の見せどころです。
心の強さを高める技術を加えると、
この辺があまり必要なくります。
つまりカウンセラー、セラピストの
負担が減ります。
それは同時に、
クライエントさんの負担を減らすことに。
この辺の手順は、
オリジナルメソッドの中では熟成し、
すでに枯れた技術です。
ただトラウマは、
複数の記憶の複合体であることがほとんど。
ひとつの記憶が楽になるだけ、
問題が解決するとは限りません。
クライエントさんから、
心の回復に関係する記憶を
巧みに引き出すことが必要。
この辺はやはり、カウンセラー、セラピストの
力量に関係するところ。
一朝一夕にはいきません。
またクライエントさんと信頼関係を築き、
トラウマ解放の流れをスムースにつくること。
これも熟練度が
大きく左右する部分。
ここがぎこちないと、
信頼関係、協力関係がつくれません。
そこで苦し紛れに技法だけ使っても
うまく機能しません。
相手は血の通った人間なので、
機械的に進めてもうまくいかないのです。
このように現場で力を発揮するには、
いろんな側面を
レベルアップすることはやはり大切。
飛び道具だけでは、
現場では通用しません。
それはすごく切れ時のいいメスを使っている、
未熟な外科医に似ています。
メスの性能も大事だけど、
総合的な熟練度は不可欠ですよね。
でも一つの記憶のトラウマ解放に
30〜60分かかることも多いと言われるなか、
その部分が簡略化、短縮化できる恩恵は
とても大きいです。
今年スタートする予定の
オリジナルメソッド資格のプログラムでは、
飛び道具に加え、
熟練度を高めていく内容にする予定です。
毎月開催している、
実践的セラピー技法研究会では、
そこまではお伝えしていません。
ある種そこはできる前提で、
飛び道具だけ
お伝えする場になっています。
その分最先端のものを
味見できます。
最近は思い出せないトラウマ、
存在することすら自覚していないトラウマへの
アプローチを進化させているところです。
ここが解消されると、
日々の気分が深いレベルから安定し、
体調もグンと良くなります。
心身のコンディションが上がるので、
頭の回転等、生産性も
著しく上がることがわかってきました。
今後、いろんな形で
お伝えできればと思っています。
【東京・渋谷】ブログやメルマガの悩みを現役カウンセラーが解決するセミナー 2/26(金)
【東京・渋谷】カウンセリング、セラピーのセッション力を高める〜事例検討会〜3/3(木)
【スカイプ版】実践的セラピー技法研究会3/16(水)
【東京・渋谷】実践的セラピー技法研究会3/17(木)
【スカイプ版】カウンセリング、セラピーのセッション力を高める〜事例検討会〜3/19(土)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。