こんにちは、心理カウンセラーたかむれです。
 
カウンセリング、セラピーを行う際、
観察力はとても大切。
 
 
 
ここが不十分だと、
「伝わってない感」
「わかってもらえない感」が出てきて、
信頼関係にほころびが。
 
それはいずれ不信感に変わり、
セッション中断になりかねません。
 
 
 
ある意味観察力は、
カウンセリング、セラピーの生命線。
 
ここを高めるのは、
最優先事項のひとつであるのは確かです。
 
 
 
ただそれで
十分というわけではありません。
 
観察力だけで、
カウンセリングやセラピーを
やれるわけでもありません。
 
 
 
例えば観察力だけなら、
人間より動物たちのほうがはるかに上。
 
例えばこんな感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=GoXHVs65NFQ
 
 
 
たぶんもっと速くて複雑な動きでも、
余裕でわかるんでしょうね。
 
動物達にはかないません。
 
 
 
でも同時に、
人間にしかできないこともある。
 
そこがあるから、
カウンセリング、セラピーが成立する。
 
 
 
それは心の深層構造への認識です。
 
たとえばトランプを
使ったゲーム。
 
観察力があれば、
カードの動きは把握できる。
 
 
 
でもどれだけ観察力を上げても
それは動物でさえできないことがある。
 
それは・・・
 
 
 
 
 
 
ゲームのルールを理解すること。
 
どれだけカードを凝視しても、
見えてこない。
 
 
 
なぜならそれは
深層にあるもの。
 
肉眼では届かない領域に
あります。
 
 
 
カウンセリングやセラピーもそうです。
 
まずは目に見えるもの、聞こえるもの、
そして感じるもの。
 
 
 
その感度、観察力を
上げていくことが大切。
 
でもそれだけでは足りない。
 
 
 
感覚器官でキャッチしているのは、
表層的なもの。
 
その背後に
深層構造がある。
 
 
 
ここをどのくらい読み取れるか。
 
それが次の段階。
 
 
 
そしてこの深層構造は
いくつもある。
 
例えば信念。
 
それは個人心理に基づいたもの。
  
 
 
あるいは病態水準。
 
個人心理を垂直に掘り下げたもの。
 
 
 
これらに加え、
集合的、文化的なもの、身体的なもの、
経済的なもの等があります。
 
こういった多様な深層構造があり、
それらが絡み合い、
クライエントさんの言動という形で現れてくる。
 
 
 
この深層を読み解ければ解けるほど、
カウンセリングやセラピーの視野が広がります。
 
観察力は、
その域に達するための入り口。
  
 
 
そしてその奥にある、
深層構造を読み取っていく力を高める。
 
これがセッション力を高める
道筋になります。
 
毎月開催している事例検討会では、
こういった力を高めるための
取り組みを行っています。
 
 

   
 【東京・渋谷】カウンセリング、セラピーのセッション力を高める〜事例検討会〜3/3(木)
 
 【スカイプ版】実践的セラピー技法研究会3/16(水)
 
 【東京・渋谷】実践的セラピー技法研究会3/17(木)
 
 【スカイプ版】カウンセリング、セラピーのセッション力を高める〜事例検討会〜3/19(土)

 【東京・渋谷】ブログやメルマガの悩みを現役カウンセラーが解決するセミナー 3/24(木)
 
 
 

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