こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
トラウマ記憶を扱う際、
大事なポイントがあります。
 
今回はその辺を、
私の経験に基づき、
思いつくまま書いてみますね。
 
 
 
まずはトラウマ記憶は
場面が具体的であることが望ましいです。
 
もちろん具体的にならないまま
感情だけ扱うこともあります。
 
 
 
それはそれで、
意味はあります。
 
マイナス感情のエネルギーが下がるので、
心に余裕ができトラウマ記憶について
話すのが楽になるから。
 
 
 
つまり具体的に語ってもらう前の、
下準備として役立つことがあります。
 
ただ解放し楽になりすぎると、
その記憶に関してどうでもよくなり、
具体的に語る気が失せてしまうことも。
 
 
 
この辺の状況判断と
さじ加減が大切ですね。
 
あまりにも感情エネルギーが強く、
まともに思い出すと
心が壊れるリスクがある。
 
 
 
そんな時は、
まずは感情エネルギーを下げることを
最優先にした方がいいです。
 
でもそこまで感情エネルギーが
強くないのであれば、
できるだけ具体的に
語ってもらえるといいですね。

 
 
 
なぜならそこから、
パターンが見出せるから。
 
信念体系や思考パターンが
明らかになり、
そこに働きかけることが可能になるから。
 
 
 
感情解放も、
深くなります。
 
トラウマ記憶がぼんやりしたままだと、
気づきの機会を提供しづらいですし、
感情解放も浅くなりがち。
 
 
 
ここでトラウマ記憶を具体的に
扱えているかどうかの、
判断基準をご紹介します。
 
まずその記憶のストーリーに、
始まりと終わりがあるかどうか。
 
そして感情が
伴っているかどうか。
 
 
 
始まりも終わりも、よくわからないとしたら、
それは記憶ではない可能性が高いです。
 
始まりと終わりがあっても、
その時間も長すぎず、
短すぎないこと。
 
 
 
例えば過去の場面が
丸1日の出来事の描写だとしたら、
長すぎます。
 
それだけの時間の中では、
たくさんのことが起こっているはず。
 
 
 
まだ記憶を、
絞り込めていない段階ですね。
 
その時間を縮め、
より具体性の高い出来事を
ピックアップするのが望ましいです。
 
 
 
あるいは記憶の描写が、
一言、二言。
 
これも感情解放には、
あまり向きません。
 
 
 
ただ信念体系を
反映していることは多いです。
 
その場合、まずはトークセラピーで、
深めていくのがよさそうです。
 
そこからストーリーが展開し始め、
具体的な記憶に移行していくことが多いです。
 
 
 
このようにトラウマ記憶を扱うには、
いくつものポイントがあり、
的確に進めていくには、
かなりの熟練度を必要とします。
 
毎月開催している事例検討会では、
こういったテーマも扱っていく予定です。
 
 
 
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 
 
 
 

 
 
   

    

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