こんにちは、心理カウンセラーたかむれです。
 
感情や身体症状があるとき、
そこに秘められたメッセージを重視する
アプローチがあります。
 
 
 
そこには成就していない、
プロセスがあり、
完了させることで自ずと収まる。
 
私が学び初めの頃、
こういった考え方に魅せられ、
学びを深めていきました。
 
 
 
しかし現場でセッションをするにつれ、
こういったアプローチの頻度は、
段々下がっていきました。
 
なぜなら長年のメンタル不調に
取り組むことが多かったからです。

 
 
 
それだけに慢性的だったり、
苦痛が大きかったり。
 
症状のメッセージ
どころではありません。
 
 
 
「とにかく何とかしてくれ」という
逼迫したものだったり、
「何やったって変わりやしない」
という無力感だったり。
 
そこからのスタートでした。
 
 
 
こういった状態では、
いきなり症状に
取り組むことはできません。
 
なぜなら「症状に対して」の
強い感情があるからです。
 
 
 
それは症状そのものではなく、
症状に対しての感情。
 
二次的な感情。
 
 
 
まずはそこにアプローチする
必要があります。
 
いきなり症状にアプローチしても、
二次感情によって自然治癒力が
阻害されてしまうから。
 
 
 
するとどんなに素晴らしいテクニックも、
機能しません。
 
すると「やはりこの症状は、何をやっても変わりはしない」
という信念をさらに強化するだけです。
 
そしてカウンセラー、セラピストは焦ったり、
落ち込んだり、という展開になりがち。
 
 
 
それを避けるには、
この二次感情へのアプローチから
入る必要があります。
 
まずはそれを
話題にするところから。
 
 
 
ここをていねいに扱い、
緩んでくると、
クライエントさんの無意識が
セッションに対し協力的になり始めます。
 
ここまで来ると
二次感情の問題はクリア。
 
 
 
面白いことに、
症状にアプローチしなくても、
二次感情が落ち着くだけで、
症状も和らぐことが多いです。
 
仮に変わらなくても、
テクニックの切れ味が
良くなったりします。
 
 
 
この辺はテクニックそのものではなく、
カウンセラー、セラピストの
セッション力、地力が問われるところ。
 
現場で力を発揮するには、
こういった側面を高めていくことが
とても大切です。
  
 
 
毎月開催している事例検討会では、
こういった部分を高めるための
取り組みを重視しています。
 
初心者の方、
そしてベテランの方のご参加を
歓迎しています。
 
 

 

   
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