こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
私がカウンセリング、セラピーの業界に入る際、
最初に学んだのはキネシオロジー。
心と身体の対話を
重視するセラピーでした。
自分では気づけない心の深層にあるものを、
身体の反応で見つけていく。
世間的には、
あまり認知されていないアプローチと思います。
でもキネシオロジーは、
適切な使われ方であれば、
今でも非常に有効なアプローチ。
当時の私は、
会社の激務によるダメージが
まだまだ強く一般的なセラピーは、
厳しかったです。
なぜなら自分の状態を
言葉にすることが
できなかったので。
クライエントの気づきの力を前提とした、
アプローチは無理だったと思います。
だからキネシオロジーとの出会いは、
とてもタイムリー。
クライエントは、
ある意味何もしなくても
セラピーは進みます。
依存が強くなるリスクはありましたが、
当時の私にはぴったりでした。
次に興味を持ったのが、
ユング派の流れを組むプロセスワーク。
当時はドリームボディと呼ばれていた、
個人心理を越えた深層へのアプローチに
とても惹かれました。
実際、一番回数を受けた個人セッションは、
プロセスワーク。
言葉にするのが困難な、
イメージと体感の入り混じった領域に
毎週のようにダイブしてました。
これはある種、
シャーマニズム的な体験。
不気味なイメージや
ストーリーもいっぱい出てきました。
これらが私の
カウンセラー、セラピストとしてのルーツ。
ある種心の闇を味わいつくすような
プロセスでした。
もちろん実際の現場では、
この領域だけでは足りません。
今流行りの認知行動療法、
ブリーフセラピー等の切り口も大切。
ただこれらの療法は、
心の深層は扱いません。
そこは個人的には
物足りないところ。
もちろんクライエントさんが、
これらで充分な場合は、
そのような対応をします。
でもそれだけでは足りない
クライエントさんが
いらっしゃるのも事実。
私自身、
そうでした。
深層にあるドロドロの取り扱いに長けた、
療法を必要としていました。
人間は多層的な存在です。
深層もあれば、
浅い層もある。
深層がわかっていれば、
浅い層は不要というわけでもない。
あえて浅い層だけ働きかけるほうが、
いいケースもしばしば。
でも逆もあります。
浅い層だけだと、
痒いところに手が届かない。
楽にならない。
私はこの
タイプでした。
お越しになるクライエントさんも、
どちらかと言うと、
深層へのアプローチが必要な方が多い。
ところが、
今まで学んだアプローチだけでは、
セッション時間がかかりすぎると感じることも。
開発を進めているオリジナルメソッドは、
この辺の不満を解消するためでもあります。
そして現時点でも、
かなり納得のできるものに
なってきました。
オリジナルメソッドの特徴の一つは、
深層のトラウマや感情にアプローチした後、
悪夢を見ることが多いこと。
それも尋常ではない悪夢。
それは過去の記憶ではなく、
もっと深層のイメージが出てきている感じ。
集合無意識的な。
おどろおどろしい、
魔の世界。
もちろんこれらが、
目覚めた後も引きずり、
日常生活に影響がでるほどであれば、
あまりいいとは言えません。
でもオリジナルメソッドを使った時は、
そこまでにはならない。
悪夢を見たことは覚えているが、
割とすぐに切り替えられます。
自分の中にあった、
集合無意識的でダークなエネルギーが、
夢という形で開放されるようです。
だから深いところから、
確実に楽になります。
このプロセスは面白いことに、
私の二つのルーツとつながっています。
身体から深層へとアプローチする、
キネシオロジー。
集合無意識的な魔の世界を取り扱う、
プロセスワーク。
これらがミックスされたような、
体験です。
このようにオリジナルメソッドは、
深層への、新しいアプローチとして、
完成しつつあります。
現時点でのオリジナルメソッドは、
毎月開催している研究会で、
分かち合っています。
【東京・原宿】カウンセリング、セラピーのセッション力を高める〜事例検討会〜2/4（木） 【東京・渋谷】実践的セラピー技法研究会2/17（水）
【スカイプ版】カウンセリング、セラピーのセッション力を高める〜事例検討会〜2/20（土）
【東京・渋谷】ブログやメルマガの悩みを現役カウンセラーが解決するセミナー 2/26（金）
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
